【ブレードランナー2049】のような時代は来るのか

【ブレードランナー】を皆さまはご存知でしょうか。筆者は恥ずかしながら、ブレードランナ2049が開されるまでは全く知りませんでした。
ブレードランナーは1982年に公開された「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を原作にしたSF映画です。
同作から25年越しの続編にあたる今作品は、2017年に全米で公開された後、日本でも公開され当時大きな反響を呼びました。2018年にDVD、ブルーレイも販売され幅広い年齢層のファンがいる作品ですから、購入された方も多いのではないでしょうか。
筆者がこの作品を記事として取り上げたのは、話の内容が現代と少なからず接点があるからです。
なぜなら現代ではAI、IOTなどのキーワードが巷では溢れかえっており、本作品も人造人間(名称 レプリカント)が話の中心になっております。我々の生活でも、既に自動車の自動運転などが始まっており、現実味を帯びてきている印象です。
さらに、これからの時代は人口減少が必ずやってきます。AI、ロボットの活躍は必須だと思いますが、果たして人造人間となるとどうなのか?という疑問が湧いてきます。
本作品に登場するレプリカントは見た目が人間と変わらず、人間の代わりに奴隷として危険な作業、過酷な労働を強いられています。また、脳に人間の記憶を植え付け人間だと信じ込まされているレプリカントも存在します。
レプリカントによっては感情が芽生え、人間だと信じて生活するものや反乱を起こすものも出てきてストーリーは展開されていきます。
本作品を通じて感じた事は、このような時代はきっと来るんじゃないかと素直に思ってしまいました。
やはり、人間ができない作業を人造人間が代わってくれるだけで、人々の時間は増えストレスも減り幸福度も上がる気がします。
ただし、人間との境界線はしっかり保たないと、とんでもない事が起こり得る可能性があるなと感じてしまいました。
考えさせられる貴重な映画だと思いますので、視聴されていない方はぜひご覧いただければと思います。