オトナの土ドラさくらの親子丼の感想

土曜日23:40分からフジテレビ系で放送されていました。

「さくらの親子丼」古本屋の女主人が行き場のない子供たちに無料で親子丼を作って食べさせる。そこに噂を聞いて自然と集まってくる子供や少年少女、追い詰められた大人など様々な環境問題がその都度ドラマのテーマになり、女主人さくらさんがそっと寄り添っていくドラマの背景には、自分の息子が事件に巻き込まれ少女に殺されました。

ある日親子丼を食べさせてくれると聞いて訪れた少女、その少女の母親が自分の息子を殺したことが分かり、苦悩します。
だけど、さくらさんはその少女には言わずに受け入れ、何が何でも少女を守ろうとしていくその少女とのことを背景にドラマが進行していってると思います。
そのドラマの何話目かで、摂食障害の先生が自分のクラスの子供がさくらさんの元に通っていることが分かり、連れ戻しに行きました。その先生はクラスの修学旅行のお金を使い込み、高価なレストランなどで食べては吐くという生活をしていた、レストランで食べるお金が無くなり、さくらさんの元に親子丼を食べさせてときた。「食べたら、トイレに行く」その行動を見て、さくらさんは気付く。だが、さくらさんは決して自分からは言わない。暖かく見守りながら考えていく様子がドラマでは表現されています。
見守るというのは簡単なようだけど難しいと思います。その先生の苦しみの原因はお母さんでした。先生のお母さんの期待の大きさがそうさせていました。先生と母ときちんと問題に向き合えるように助言したり、かなり葛藤したり…さくらさんは周りに何を言われようとも決して揺るがない、今の社会の中で苦しんでいる子供たちを見放さない。
救いたい。親たちに見放された子、追い詰められた子を守り、さくらさんのやり方で愛情を与えていこうとする姿に、毎回ドラマの中に引き込まれそうになります。
心の拠り所を求めている子たちは現実にいます。このドラマを見て、母として大人として、自分の子供だけが良ければいいというのではなく、苦しんでいる、或いは悲しんでいる子が身近にいたら守ってあげたい、ドラマの中のさくらさんのようには出来なくても、「そう出来る自分でありたい」忘れかけていた、「周りへの思いやり」を持たせてくれる、そして考えさせてくれるドラマです。