攻殻機動隊 新劇場版

攻殻機動隊の新劇場版として公開されたこのアニメ。実写版ではたけしが荒巻部長で素子がスカーレット・ヨハンソンという配役で話題になっていますが、個人的には攻殻機動隊というとあの「笑い男」シリーズが一番面白かった為、どんな塩梅なのだろう?というところですが、今回は公安9課というか攻殻機動隊が創設されるまでの話を描いている内容です。

この劇場版に連なるアライズの始まりでは少佐は参佐でその名の通り軍属の人間です。幼い頃に交通事故で両親を亡くし、その際の事故が原因で全身義体化をしなくてはならず、彼女は孤児院のような施設で育ち、そこから軍に拾われていきました。

しかし集団行動を嫌う素子は次第に軍属たちと軋轢が生じ単独でマムロ中佐の事件を追っていくうちに、公安9課に加わっていくメンバーたちが次々と登場し、最終的に9課が創設されていくというエピソードの4部作で、こちらも1話づつ劇場公開されていたようです。

とこのアライズでは全編を通してファイアスタータというハッカーが物語の重要なキーワードで、これが新劇場版で完結していく流れになっています。スクラサス、スケアクロウとパイロマニアへとその正体が受け継がれていきますが、最終的な黒幕は素子の上司でもあったクルツ中佐で〜となんとなく見てれば予想はつく内容なのですが、とにかくそこへ到るまでが難しく、ネットと現実の境界線や死んだはずが実はリモート義体だったとか、他にもゴースト侵入キーなど、そうなってくるともうなんでもありの設定になってしまうのではと、少々食傷気味になってしまう感もなくもありませんでした。

ということで結論から言うとやはり笑い男あたりの頃が一番ストーリーもシンプルでわかりやすく面白かったかな〜と言ったところが正直な感想でした。