愛していると言ってくれ

主演は豊川悦司と常盤貴子で、麻生祐未、矢田亜希子、余貴美子などが出演しているドラマで、もう20年以上も前のテレビドラマなのですが、つい最近、DVDで見てとても感動しました。
この頃のドラマを今、見るとちょっと演技が臭かったり、あり得ないストーリーだったりしますが、このドラマも例外では無くて常盤貴子の演技は独特ですが、豊川悦司は物凄くカッコ良くて、ドラマを見ながら何度もキュンキュンしました。
言葉が話せない分、目や仕草や行動で気持ちを表すしかないのですが、その演技が本当に素晴らしかったです。寂し気な表情、辛い気持ちをかみ殺している表情、紘子を大事に思う気持ち、どれも本当に自然な演技でカッコ良くて、一気にファンになりました。
このドラマを進めてくれた友達が、このドラマが大好きで豊川悦司のファンなのに、最近の彼はイメージが違いすぎて残念、と言っていた意味がDVDでドラマを見てからよく分かりました。

一番、感動したのは、最後の方で晃次が駅のプラットフォームの反対側にいる紘子を見かけて、今まで絶対に声を出さなかったのに、必死に声を絞り出して紘子の名前を呼んだシーンです。
本当に感動的で涙が溢れました。
出来れば、そこでハッピーエンドで終わって欲しかったのですが、残念ながら色々あって、結局、二人が一緒になることはなくて、でも最後は二人は最初に偶然にあった場所で、偶然に再会して微笑みながら終わる、というパターンでした。
20年以上も前のドラマなので、出演者がみんな若いのも楽しみながら見ました。特に麻生祐未が若くて綺麗でした。また見たいと思うドラマの一つです。