ドラマ「わたしを離さないで」は不思議で悲しい

まず出演しているのが、綾瀬はるかさんと三浦春馬さん、そして水川あさみさんなのです。3人とも私の好きな俳優さんなので、見始めることにしました。

前半の方の子ども時代を描いた回は、暗い雰囲気ですし見て楽しいと思えるドラマではありませんでした。何が言いたいのか、何のドラマなのかがよくわからないまま見ていました。主要なキャストがこの3人でなかったとしたら、見るのを途中でやめていたと思います。

ただ、だんだんとクローン人間がいる世界のお話なのだわかってきました。そしていつかは元となった人物の治療のために自分の内臓を提供する義務があることも。その辺りから、このドラマにはまっていきました。

綾瀬はるかさんはさすがに演技が上手くて、表情ひとつでクローン人間の悲しさが伝わってきました。終盤に、三浦春馬さん演じる自分の好きな幼なじみがついに内臓を提供することになります。それはクローン人間が利用されて死に向かっていくということが決定したことになるのですが、それを見守る女性の悲しみとやるせなさは見るに忍びないものでした。

ドラマ全体がわーっと泣くというよりも、見ているこちらもつらい思いになって、見終わってからさめざめと涙が出てくるという感じです。

また、美和という水川あさみさんの演じる女性を嫌な人!と思って見ていました。ですが、良く考えたら、こちらに嫌悪感を与えるほどに水川あさみさんが熱演したということです。あらためて、演技が上手な女優さんなのだと思いました。